Maison Margiela(10)(11)(14)(22)

創業者のマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)は、1959年、ベルギーのランブールで生まれる。16歳からデッサンを学び、18歳の時アントワープ王立美術アカデミーに入学。ファッション科を専攻する。アカデミーの同期にはアントワープの6人がいた。84年、パリで初めて見たジャンポール・ゴルチエのショーに感銘を受け、アシスタント入り。84年〜87年までゴルチエの下で修行を積む。

88年、フランス、パリで自身のレーベル、「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」を設立。1989S/Sにパリ・プレタポルテ・コレクションにデビュー。それまで流行していたゆったりとしたシルエットに対し、シルエットの細いジャケットやボトムを提案し、タイトでボディフィットしたシルエットが全盛となるきっかけを作ったと言われている。このようなことからマルジェラのスタイルは「脱構築(デコンストラクション)」や、全ての常識を覆すものであったことから「デストロイ・コレクション」と称された。

古着の活用(生地に古着を使用する)や新しい服の古着風加工など、独自の視点からの服作りを行う。マルジェラのスタイルはグランジでは括れないが、シャビー・ルックや、90年代に流行するグランジファッションの先駆け的なスタイルと表現される。

1998-1999A/Wから2004S/Sまでエルメスのレディースプレタポルテのデザインを手掛ける。

1998S/Sにはコム デ ギャルソンとのコラボレーションを行い、2001年にはロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館で「ラディカルファッション」展を開くなど、多くの展覧会活動にも参加している。活動範囲は幅広い。

2002年、ディーゼルのレンツォ・ロッソのグループ企業の出資、製造、店舗開発などまで支援を受ける。ここからグローバルで店舗数が増え、メゾンは2002年以降の6年で約5倍に成長した。

2008年、メゾン・マルタン マルジェラとしての20周年(1989S/S-2009S/S)のアーカイブ展をトウキョウ店で開催。また、ダミアーニとコラボレーションでジュエリーコレクションを発表。

2009年、レンツォ・ロッソが各国メディアに対して「マルタン マルジェラがメゾンのデザインには関わっておらず、デザインチームがメゾンを引き継いでいる。」とコメントする。2010年、初のフレグランス「Untitled」を発売。

2012-2013年秋冬シーズン、H&Mとのコラボレーションを発表。

2014年、ジョン・ガリアーノがクリエイティブ・ディレクターに就任。2015年1月、ブランド名を「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」に改名。

0